健康増進科学とは、私たちの健康を維持・増進する為の、
科学的根拠に基づいた、理論と方法について研究する学問分野です。
健康コンサルティング部門では、健康増進行動を「身体、心理、行動学的な活動の総合されたもの」と捉え、それを支援する健康コンサルティング方法を開発し、それが適切かつ信頼性が高いものであるかどうかを検証することを目標に活動してきた。
具体的には、地域高齢者を対象とした公民館等での骨密度測定、また、ウオーキング(インターバル速歩)を媒体とした教室開催、地域住民の「健康を決める力」を支援するネットワーク拠点としての石引よろず保健室での活動、企業内メンタルヘルスのためのe-learning を用いた自己学習支援である。
3 年間を通じてフィールド整備ができ、今後研究拠点として発展させていくことが次のステップの課題と言える。
(『健康増進科学センター 活動レポート2012』より抜粋)