今回で4度目となる天領祭ボランティアを、今年から金沢大学「能登の祭り支援プロジェクト」と連携して実施しました。今回は前回までと異なり、保健学類の学生だけでなく、角間地区の学生や留学生からも応募があり、計27名で参加しました。祭りは、天候不良のため17日のみの開催となりましたが、住民の皆様と一体となって祭りを盛り上げることができました。18日には地域の方から黒島の歴史についてお話をいただきました。また、旧歴史資料館等を見学し、黒島の伝統文化を学びました。「天領祭は我々が生きている限り続けます」という副区長のお言葉は、高齢過疎化がすすむ黒島の伝統を守り続ける住民の強い願いを反映しているように感じました。

※天領祭：貞享元年（1684年）に幕府の直轄領となったことを祝って始まったとされる祭りで、輪島市無形民俗文化財に指定されています。