金沢大学 保健学専攻融合Activity拠点

「教えて!薬剤師のたまごさん!」:「家族介護教室」で薬学生が「薬」に関する説明会をとおして地域の皆さんと交流を深めました.

 2019年7月10日(水)にとびうめ蔵(地域包括支援センター内)にて開催された「家族介護教室」で,金沢大学薬学類5年生5名が薬学実務実習の一環として,地域の皆さんに「役立つお薬手帳の使い方」について説明を行いました.家族介護教室は,金沢市地域包括支援センターとびうめが主催し,主にご家族を介護されている方や,介護に関心のある方を対象に,介護にまつわるお話や介護者の健康づくり等の講座を通じて,介護についての相談や語り合う場を提供しています.この日は,実際に介護をされている方やヘルパーさん約10名が参加され,学生の説明を興味深く聞いておられました.参加された方々からはお薬手帳に関する質問だけではなく,どうしたらジェネリック医薬品に変更できるかなど,日頃から疑問に思っていたことなど活発に質問がされました.また,介護現場で確実に服薬いただくための配薬ロボットがあることを参加者の方より教えていただくという場面もありました.参加者の皆さんからは,分かりやすかった,日頃の疑問が解決できた,学生と地域を繋ぐとても良い取り組みだといった意見が多数寄せられました.一方,学生からは,医療者の「常識」と一般の方の「常識」が異なっていることが思った以上に多いことが分かり,相手の理解を確認しながら説明することの重要性を実感したという感想が多く寄せられ,日頃,一般の方に接することが少ない薬学生にとって貴重な体験となりました.

 この内容は金沢大学薬学類生がアカンサス薬局で実務実習中に調べた内容をまとめたものです.アカンサス薬局ではポスターや配布資料をいつでもご覧いただけますので,興味のある方はお気軽にお立ち寄りください.

アカンサス薬局(〒920-0935 石川県金沢市石引1-8-18,TEL:076-265-7602)

HP掲載記事_薬学,文責:石﨑




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