第96回つるまセミナー(2019年10月26日(土曜)15:00~17:00、保健学類1号館1220講義室)において、「保健学専攻融合ACTIVITIESの推進-5専攻をリンクする研究&教育」を発表しました。今回は、SIGの活動を若手研究者4名が紹介しました。
最初に小西佳世乃助教(健康発達看護学講座)から、「多職間連携によるウィメンズヘルスへのアプローチ」について報告がありました。
メンバー:左から關谷助教、間所助教、小西助教、米田教授
授乳中の新生児の抱き方によって、母親の姿勢が異なり、その結果、母親の筋疲労が異なることを実演(小西助教)
次に米田貢准教授(作業療法科学講座)から、「ストレッチングが筋硬度に与える影響」について報告がありました。
メンバー:左から米田准教授、須釜教授
ストレッチングによって筋肉がほぐれるか?を、ストレッチング前後の超音波エラストグラフィーによる画像で説明(米田准教授)。
3番目に間所祥子助教(理学療法科学講座)から、「多職業種チームアプローチがもたらす排尿自立・共同授業について」の報告がありました。
メンバー:左から間所助教、稲岡助教
骨盤モデルをもちいて、尿失禁に関連する骨盤底筋群の解剖について説明。あわせてリハビリテーション科学と看護科学との共同授業「ライフサイクル理学療法学」についても紹介(間所助教)。
最後に鏡真美准教授(健康発達看護学講座)から、「健康女性の冷え症可視化に向けた取り組みとセルフケア方法の探求」について報告がありました。
メンバー:左から關谷助教、大貝准教授、関塚准教授
足浴前後の下腿の温度変化を深部温度計、皮膚温度計(熱画像)をもちいて計測し、その効果を説明。また、保温と冷え症、運動と冷え症など多様な観点での取り組みが必要であると強調(鏡准教授)。