健康増進科学とは、私たちの健康を維持・増進する為の、
科学的根拠に基づいた、理論と方法について研究する学問分野です。
エコー技術を臨床看護のアセスメント技術として普及させる取り組みを、東京大学大学院 真田弘美教授、薮中幸一特任助教らのグループが中心となって始動させました。これに呼応し、本学でも看護学における非侵襲的アセスメント機器である携帯型超音波画像診断装置(ポケットエコー)を用いた実証研究に関するプロジェクトを2014年に始動しました。
定例会では、プロジェクトメンバーからの成果報告と臨床導入に向けたディスカッション行っています。また、超音波画像診断装置専門家を交えたワークショップの開催も行っています。今後ポケットエコーを用いた実践・研究に関心のある保健学系教員、大学院生、学類生を巻きこんで、保健学共通のアセスメント技術として発展させていきます。
看護科学領域
臺 美佐子、正源寺美穂、松井希代子、鏡 真美、島田啓子、須釜淳子
医薬保健学総合研究科保健学専攻
北島友香(旧姓:福村友香)
超音波診断装置を用いた安全な採血のための血管アセスメント教育技法を開発します
妊娠初期から出産後まで継続的に乳腺を観察し、アセスメント指標の検討を行います
リンパ浮腫評価に必要な内部性状評価のための条件設定・機能改善への検討します
各種ポケットエコーの特徴をふまえた膀胱アセスメントに取り組んでいます