金沢大学 保健学専攻融合Activity拠点

保健学に役立つエコープロジェクト
排尿ケアのための膀胱アセスメント

看護に役立つポケットエコーを用いたアセスメントプロジェクト

排尿ケアのための膀胱アセスメント

リーダー 正源寺美穂

携帯型超音波画像診断装置(以下、ポケットエコー)は、看護師がベッドサイドで非侵襲的、かつリアルタイムに評価するのに適しており、排尿ケア領域では、膀胱内尿量や残尿量の測定に活用されています。残尿量とは、International Continence Society(ICS)により、「排尿を終えた時、膀胱内に残る尿の量」と定義され、高齢者に多い排尿障害(過活動性膀胱や前立腺肥大など)の診断・治療の指標となります。

看護師がポケットエコーを用いることにより、従来の導尿に比べて、患者の抵抗感や侵襲性が少なくより安全で有効なアセスメントが可能となります。そのため、各種ポケットエコーの特徴(計測機能、測定に必要な技術、費用対効果、測定可能範囲、臨床応用/適応性など)をふまえた膀胱アセスメントに取り組んでいます。

排尿ケアのための膀胱アセスメント

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